Far From The Tree
凍えそうな日曜日でしたが、ある映画を観に行ってきました。「いろとりどりの親子」という作品です。その原題がタイトルのFar from the tree。チャンスがあれば絶対に観ようと思っていた作品です。
"The apple doesn't fall far from tree" りんごは木から遠くへは落ちない、つまり「子どもは親に似るもの」ということわざからのタイトル。
木から遠く離れたところに落ちたりんご、親とは異なる性質を持つ子どもたちを意味するのですね。
原作はダウン症や自閉症、低身長症等、様々な個性や困難を抱える子どもたちとその親に10年間取材し、苦しみながらも家族として成長していく過程をまとめた、ノンフィクション。
観終わって、感じたことを幾つか。(抽象的な表現で伝わりにくいと思うのですが、感じたまま文字にしてみます。)
いろんな人がいて、いろんな色がその中にも数えきれないくらいあって、その彩りに気づいていない人もいたり、気づいていても、そこから視線をそらそうとしていることもあるかもしれない。まず、自分の色は何色だろう。そして、自分の大切な人たちはどんな色彩なんだろうと。
そして、愛情と受容は一体ではないことをあらためて思い、考えました。
それから、この世界はいろいろな色があって、キラキラしてるやん、と思えました。
凍てつく寒さやったけど、こころは少しあったまる、そんな1日でした。興味を持たれた方は是非。
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